ムンジアルは、ポルトガル語で世界という意味です。最近はワールドと言いますが、私は昔ながらのムンジアルという呼び名が好きです。
今年は現地時間5/31〜6/3の4日間で開催され、青帯、紫帯、茶帯、黒帯の順番で行われていきます。また、この大会はアダルト(18〜29歳)カテゴリーのみ行われるため、事実上の世界一決定戦といっても過言ではありません。
実は私も2011年から2013年の3年間、この大会には出場したことがあります。
2011年と2012年はライト級(道着込みで76kg以下)で出場。どちらも初戦をコムロックで一本勝ちしましたが、二回戦で世界トップレベルの選手に一本負け。
2013年は気合を入れてフェザー級(道着込みで70kg以下)で出場。結果は、当時ヨーロピアン選手権3位のケイシーニョ選手に、三角絞めを防いだところを場外逃避にみなされ、反則負けによる初戦敗退。
ムンジアルはこの年を最後に退きました。
5年経った2018年。今度は生徒がムンジアルに挑戦することになりました。菅里実さん(写真左側)が、女子アダルト青帯ライトフェザー級に出場します。
トーナメント表はコチラから
2017年11月から柔術を始めて約6ヶ月。練習を重ねれば重ねるほど、菅さんはどんどん強くなっています。
2017年12月:東京国際2017 青帯二階級制覇
2018年3月:Tokyo International 青帯階級別 優勝
2018年4月:関東オープン 青帯階級別 優勝
菅さんは実績も実力も十分です。ムンジアル優勝も十分に可能だと思います。日本出発の前日に行われた練習では、最後の挨拶でみんなが菅さんへ激励してくれました。
応援してくれるのは、RJJだけでなく、他のアカデミーにもたくさんいます。試合の瞬間は、何も周りのことは考えず試合だけに集中して、自分を信じて、一戦一戦を全力で頑張ってほしいです。
そして、帰国してからは、ムンジアルで感じた「熱、空気、想い」を、周りに伝えてほしいです。
菅さんなら、きっとやってくれると信じています。
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