
※写真はサンケイスポーツから
どうもこんにちは、岡本です。昨夜、ニュースをチェックしていたら、柔道のルールが変更になるという記事を目にしました。
合わせ技一本が復活するのは目にしていましたが、他にはどうやら寝技から立技への移行が可能になるらしいです。
従来では「待て」が宣告され、両者立ち姿勢から試合が再開されるケースだったものが、危険性がないと審判が判断すれば続行されるとのことです。
まだハッキリしていないので何とも言えないのですが、私の推測だと以下の2点が考えられます。
①待てが掛からないことにより、絞め技や関節技が極まりやすくなる。
②寝技を仕掛けていても、相手に立たれてそのまま投げられれば、一本負けになることがある。
①については、危険性の範囲が分からないので何とも言えませんが、絞め技や関節技を仕掛けられているときに相手を持ち上げても、審判が危険性がないと判断すれば「待て」が掛かりません。そのため、絞め技や関節技が極まりやすくなるのではないか、ということです。よって、寝技の得意の人には有利になると思われます。
②については、例えば亀の姿勢で四つん這いになった相手を、背後から覆いかぶさって絞め技を仕掛けていても、相手に立たれて背負い投げで投げられたら一本を取られてしまう可能性があります。よって、寝技の得意な人には不利になることが言えるのではないでしょうか。
いずれにせよ、確実に寝技で仕留める技術が求められることは確かです。抑え込んでいるときは、相手に立たれることはないと思いますが、寝技の際の攻防、例えば、抑え込みに行った瞬間、絞め技や関節技を仕掛けた瞬間に、相手に立技を仕掛けられないようにする必要があります。
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