これらのテクニックを全て紹介することは、時間の関係上どうしても不可能ですし、情報量があり過ぎて、逆に頭に入らないと思います。
そのため、「私が実際に試合で極めたパターン」のみに限定して、白帯の方にも伝わるように、なるべく分かりやすく噛み砕いて説明するように意識しました。
最初はなかなか上手くいかないかもしれません。
でも安心してください。
最初からできる人なんて、まずいないです。
私だってコムロックと袖車絞に関しては白帯の頃から10年以上、一番絞りに関しては茶帯の頃から8年も磨き続けて、やっと今の精度になりました。
その間、トライアルアンドエラーを繰り返し、途中で行き詰まったり遠回りをしたりしながら、いまいまの状態になったのです。
「今のは絞まってないよ。もう少し絞め手は下だよ。」
皆さんには、最短経路をお伝えしました。
鬼極セミナーを受講した皆さんで、コミュニケーションを取りながら、正しいやり方を掴んでください。
正しいやり方を身につければ、あとはそれを繰り返し行うだけです。
意識してやっていたことが、そのうち無意識にできるようになる日が必ず来ます。
その瞬間が一皮向けたときで、おそらくスパーリングや試合で極まり始める頃だと思います。
そうなったら、あとは流れに身をまかせるだけです。
面白いようにバンバン極まるようになるでしょう。相手からタップを奪うことが快感になるはずです。
もう、あなたは立派な一本ジャンキー。
一本を取り続ける快感に酔いしれてください。
最後になりますが、オーバーリミット札幌代表の村田良蔵さん、インストラクターの諸澤さん、受講してくださった皆さん、そして今回の出張セミナーのパートナーである佐藤さん、どうもありがとうございました。
ものすごく楽しかったです。
皆さんがどんどん上手くなる姿を見て、私も嬉しくなりました。