※骨折バイブル様から引用
こんにちは、岡本です。
一部の方から大反響をいただいている、メンタル編第7弾です。今回から高校編になります。
足立学園柔道部は、軽量級を中心とした強豪チームで有名でした。団体戦においては、当時の東京都では、世田谷学園、国士舘に次いで第3位のレベル。個人戦では全国2位や3位、国際大会優勝など、つまり軽量級全国トップレベルの猛者が集まる高校です。
練習は辛いなんてレベルのものではなく、地獄級のレベルでした。入学前の春合宿から練習に参加するのですが、まず圧倒されたのは練習量の多さです。
中学の頃の練習は、2時間くらいで「ゆるまったり」としていたのに比べ、足立学園では4時間近くの練習時間&毎日の朝練。しかも周りは強い人ばかり。
1年生では、小室、高橋、田崎の三中トリオに加え、東京都内からを中心に8,9人の同級生。当然2,3年生には、全く歯が立たず赤ん坊のように投げられました。
朝練は、毎日7時から、ランニングと筋トレを1日ごとにやりました。
練習は、打ち込み→移動打ち込み→3人打ち込み→投げ込み→組み手(ここまでで約1時間)→立ち技乱取り(6分10本、ひどい時は8分10本)→寝技乱取り(5分12本)→寝技の研究→投げ込み、といった感じで、これを毎日ひたすら行いました。
休みといえば、たしか夏休みに3〜5日程度、年末年始に3〜5日程度だったと思います。
それ以外は月〜金曜日の平日、土曜日、日曜日、祝日と、毎日練習練習でした。
「3年間も続けていけるんだろうか。」
「もう無理。辞めたい。。」
そう思ってしまう自分がいました。
前にも書きましたが、私は気持ちが弱くて自分に甘いです。すぐに自分を正当化して逃げる癖があります。
当時、憧れていた先輩から少しイジメ(というよりも今思えば軽く突かれた程度)られたのと、辛くて厳しい練習に行くのがイヤで、学校を休んだりした時期もありました。
そんな矢先のこと。
入学して2,3ヶ月が経った頃でしょうか。右の鎖骨を骨折してしまい、練習から長期離脱することになります。
体育のハードルの授業で派手に転倒して肩から落下してしまったのです(←柔道の練習じゃないのかよw)。
このあたりが私の高校生活においての変化点となりました。正直、苦い高校生活を送ることになります。