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こんにちは、岡本です。今回は中学後半のはなしです。

中学時代に少しずつ強くなってきた私は、強豪中学とも対戦するようになりました。その中でも代表格だったのが、同じ東京都足立区にあった足立三中です。

中学生にもかかわらず、普段は足立学園高校で高校生に混じって練習しているため、そこは猛者揃いの柔道部で有名。その中でも、小室(コムロック)、高橋、田崎は三中トリオと言われており、3人揃って個人戦全国3位になったほどでした。

ちなみに近代柔道杯という全国レベルの大会でも、足立三中は団体戦で3位になっているほどでした。

中学2年生の秋頃から、その足立三中のメンバーとは試合をするようになりました。 この頃によく対戦したのは、三中トリオの一人、高橋です。

いつも何もできずに完膚なきまでボコボコにやられて1分持たずに終了。しかし、足立三中の補欠レベルとは、個人戦の準々決勝くらいで試合するようになり、奇跡的に背負い投げで一本勝ちをすることがありました。

その後には、準決勝で高橋と対戦。ボコボコにやられてメチャメチャ凹んだのを未だに覚えています。ただ、中学1年生の頃に比べれば自分自身が明らかに強くなっていることは分かっていたので、落ち込みはしましたが楽しくもありました。

どうすれば勝てるのだろう。いや、どうすればもう少し粘れるのだろう。

こんなことを考えるようになったのもつかの間、高橋は区大会レベルの個人戦にはあまり出なくなり、その代わりに私が出場していた階級に、1階級下のコムロックこと小室が出てくるようになりました。

初対戦は、組んだ瞬間に思い切りあおられて、巴投げ→押さえ込みの必勝パターンを食らい、一本負け。

階級的には、当時私は65kg級、小室は55kg級だったので、もう少しやれるだろうと思ったのもつかの間。

もう、無理だ。。こいつらバケモノだ。

肉体的にも精神的にもボロボロ。白旗をあげて諦めた頃だったでしょうか。

親戚のおじさん経由で、学生時代石川県軽量級チャンピオンの山本さんというおじさんと出会い、ここから猛特訓の日々が始まることになるのです。

諦めたら、そこで試合終了。小室にボコボコにやられ、小室に勝つことを諦めた私が、その山本さんという方と出会ったことで、少しずつ柔道との向き合い方を変えていくことになります。





ブラジリアン柔術アカデミーRJJ

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