
格ゲーが強い人は柔術に向いている!
今日はバーチャファイター編①です。
バーチャファイターは1993年に登場した対戦格闘ゲーム(格ゲー)です。
1994年にはバーチャファイター2(バーチャ2)がリリースされ、爆発的なヒットを記録しました。テレビ、新聞、雑誌に取り上げられ、いわゆる一大ブームを引き起こしたほどです。
「人間が画面で動いている!!なんだこのリアルさは!!」
これが初めてバーチャ2を見たときの第一印象でした。
実際にプレイしてみると、スト2はゲームという感覚でしたが、バーチャ2は人間vs人間の対戦のような感覚でした。
「強くなりたい!」
柔術と同じで、こう思ってしまったら止まりません。この時は高校生だったのですが、暇さえあればゲーセンに通っていました。
部活が終わったあと、学校が休みのとき、スキマ時間でやりまくりました。
簡単にバーチャ2の話をすると、攻撃には上段、中段、下段とありまして、様々な特性があります。
上段攻撃:立ってガードすれば相手の攻撃を防ぐことができる。ただし上段投げ(立ち状態の投げ技)は食らう。しゃがむとかわせる。
中段攻撃:立ってガードすれば相手の攻撃を防ぐことができる。ただし上段投げは食らう。しゃがんでガードしていると相手の攻撃を食らっしまい、場合によってはよろける場合がある。
下段攻撃:立ってガードしていても相手の攻撃を食らう。しゃがんでガードしていれば相手の攻撃を防ぐことができる。
ただし、上段投げは防ぐことができるが、下段投げは食らってしまう。
また、それぞれの攻撃には硬化時間というものがあり、攻撃を防御されると一定時間動けなくなる時間があります。
つまり、硬化時間中は、レバーやボタンをガチャガチャ(レバガチャ)しても、動けず相手の攻撃を食らってしまうということです。
勝ちを目指すためには、上段、中段、下段を使い分けながら攻撃し、ときには相手の攻撃をガードボタンで防いだり、しゃがんでかわす必要があります。
手っ取り早いのは、「中段攻撃」と「下段攻撃」で硬化時間が短い技と「投げ技」の三択攻撃を仕掛けることです。
※この三択攻撃のはなしは、トライフォースの芝本選手もベリンボーロZのなかで話しています。
これは柔術で例えるなら、
自分がボトムポジション(下)の状態であるのならば、うまくガードをしながら、右か左、または前か後ろのスイープを狙いながら、サブミッションを狙うような感覚です。
右と見せかけて左のスイープ。
小手絞りと見せかけて、後ろへの足取りスイープ。
後ろへのスイープと見せかけて、前へ引き込んで相手が手を床につく瞬間にコムロック。
つまり、相手の防御状況に応じて、こちらの攻め方を変えていくということです。
ちなみに、綾瀬のゲーセンで50人抜きくらいをして、ゲーセンの方から写真を撮られたことがあります。
壁に掲示板があり、その月の月間ランキングに掲載されました。
たしか駅前の地下に降りていくゲーセンでした。たぶん今はもうないと思います。
あ、嬉しくて後日その写真を見に行ったら、半目のなんとも言えない表情をしている僕が、1位のところにいました。。
バーチャが強い人は柔術に向いている!
これも絶対ですね。
次回はバーチャファイター編②について、お話しします。