
こんにちは、岡本です。
先月、バドミントンでダブルスを組んでいたペア女性の方のラケットが左目に当たり大怪我をしたとして、40代女性がペア女性に対して損害賠償請求を起こしました。
その判決結果が出たのですが、東京高裁はペア女性の全責任を認めて、約1,300万円の支払いを命じる判決を下しました。
ネット上でも賛否があるそうですが、バドミントンは格闘技ではありません。両者ともまさかラケットが当たるとは思っていなかったのではないでしょうか。
ブラジリアン柔術は、道着着用の打撃なしの組技格闘技です。殴る蹴るがなく、関節技や絞め技でやられそうになったら、参ったの意思表示をすれば、相手は技を解除してくれるので、怪我をするリスクは格闘技の中ではかなり低いのが特徴です。
相手あってこその競技なので、お互いを思いやる必要があります。相手を痛めつけよう、負かせようという方は、当ジムにはいません。強い人こそ優しくあるようにと、会員の皆様には徹底していただいています。
万が一怪我をしてしまったとしても、スポーツ安全保険という傷害保険には、必ず加入していただいています。
また、相手の方が練習を中断するほどの大怪我をした場合には、怪我をさせた方に対して、その日の練習と次回の練習はスパーリングは禁止して打ち込みやテクニック練習だけになる、イエローカード制度を導入。
怪我させた方を罰するのが目的ではなく、相手の方にも日常があるということを認識していただくのが目的です。仕事だけでなく、食事や入浴にも支障がでるかもしれない。ましてや、その日の練習を中断して休んでいるのに、怪我をさせた方が楽しく練習しているというのは、少し違うんじゃないかなと、私は思うのです。
相手を思いやり、安心して安全に楽しもう、ブラジリアン柔術


