ブラジリアン柔術を知っていますか?V6の岡田准一さん、品川庄司の品川祐さん、モデルの中村アンさんなど、著名人もハマる話題の格闘技。最近では、キムタクこと木村拓哉さんもブラジリアン柔術をやっていることを公言しました。
ブラジリアン柔術は体を使うのは当たり前ですが、それ以上に頭を使うんです。相手の動きに対して、自分も素早く反応して攻防をしかけていきます。相手の反応より早く動くこともおもしろいですが、もっとおもしろいのは、相手の反応を読んで裏をかいた瞬間。知恵の輪を解くような感覚で、スルリと技が決まるんです。
理由は簡単。ブラジリアン柔術がプロレスごっこの延長だからです。投げたり、ひっくり返したり、抑え込んでフォールのような体勢になったり。なんと、みなさんご存知のアキレス腱固めもあるんです。

子供の頃によくやりましたよね。私なんか、弟2人に続けざまに仕掛けていました。柔術でやるのは本格的ですから、極ったらめちゃくちゃ痛いです。でもご安心ください。痛くなる前に参ったすれば、相手は必ず離してくれます。
ところで、毎年2月に、東京都の墨田区総合体育館で、全日本マスター柔術選手権が開催されるのですが、この大会はマスター、つまり30歳以上のおじさん達が集う、年に1度の一大イベントなのです。
マスターの試合で特徴的なのは、体育会系のようなピリピリした感覚がないということです。優勝とか勝ち負けよりも、仕事や家庭で忙しい合間をぬって練習をこなしながら減量までして、試合に臨むだけで勝者のような感じなんです。

なぜだか分かりませんが、勝っても負けてもみんな笑顔なんです。不思議と観戦している人達もそれにつられて笑顔になります。子供の頃に経験した運動会のような気分なのかもしれません。楽しくて仕方ないんだと思います。
なので、おじさん達は普段の練習でもそんな感じのノリなんです。思い切りやると怪我をして、仕事に支障をきたすかもしれない。だったら、ゆるくまったりとお互いを気づかいながら柔術を楽しもう。
若者と練習するときはあるかもしれませんが、この歳になって「負け」を経験するのもブラジリアン柔術ならではだと思います。自宅から会社までの往復だけだと経験できないモノがそこにはあるんです。
おじさんでも公平にできる格闘技、ブラジリアン柔術

安心してできると思います。ブラジリアン柔術、やりましょう。親切丁寧に分かりやすく指導させていただきます。