こんにちは、岡本です。
昨日(6/24)は墨田区総合体育館で、第6回東日本柔術選手権が開催され、当道場RJJからは佐藤さん、小島さん、町井さん、平塚さんの4人が出場しました。
特に階級別の一回戦は脚を使ったガードを駆使して、よくディフェンスができていたのが良かったと思います。準決勝はポジショニングで負けていました。力だけだと上手くいかないときもあります。テクニックや自分の体勢を見直す良い機会だったと思います。
無差別級も同様に初戦を袖車絞で一本勝ち。準決勝は0-5で負けてしまいましたが、ガッツ溢れる良い試合でした。階級別に続き銅メダル獲得。ダブルブロンズ達成でした。
小島さんは、一回戦をポイント5-6で敗退。残念銅メダル。ただ、パスガードされても練習どおりのディフェンスで粘り強くガードに戻すところは、最後まで諦めない姿勢が出ていてとても良かったです。何とか勝たせてあげたくて、思わず応援にも力が入ってしまいました。
無差別級は0-17で大量失点による敗退ですが、またもや粘りの柔術が炸裂。今までは一本負けすることが多かったのに、一本取られないようになった。これは大きな進歩です。
小島さんは特別にセンスや力があるわけではありません。ただ、ひたむきに頑張り続けることができる人で、そこは本当にすごいことだと思います。次に期待です。
町井さんは階級別は初戦をパスガードの3-0で勝利するも準決勝で敗退し、銅メダル。無差別級は0-2で初戦敗退となりました。
仕掛けや対応が後手になってしまった印象がありました。次回は失敗してもいいので、思い切ってチャレンジしてくれることを期待しています。
町井さん本人が一番悔しいと思います。ただ、試合に出たことで、良いところも課題も浮き彫りになったのではないでしょうか。そこを練習で何度もチャレンジすることで、弱点を克服して欲しいです。
平塚さん(右側の黒い柔術衣)は、初戦で三角固めにより敗退。久しぶりの試合だったからか力みが見られました。
練習のときから、もっとリラックスして柔術をすると良いでしょう。力みは疲れや怪我を誘発します。相手にやられても良いので、必要最低限の力で臨むようにしたいです。
勝っても負けても浮き彫りになった今回の課題は、試合に出たからこそ見つかった課題です。
負けこそ成長への近道です。あのときの負けはこの勝利のためにあったんだ。そう思える日がきっと来ます。その日のために継続することをやめず、コツコツと柔術をしていきましょう。
試合会場には応援に駆けつけてくれた会員さんがいました。仲間の応援はとても心強いです。試合をするのは自分自身ですが、仲間の後押しがあると、いつも以上に頑張れるんです。
成長のキッカケを与えてくれるブラジリアン柔術
皆さんが負けたとき、私もめちゃくちゃ悔しかったです。次は7月のアブダビ・グランドスラム東京でしょうか。みんなで楽しく柔術することで強くなり、次こそ良い思いをしましょう。
◼︎活動場所
◼︎ホームページ
◼︎見学または体験の申込み